雪のえほん 2024-01-25

『ゆき ふふふ』

  • ひがし なおこ・作/きうち たつろう・絵
  • くもん出版(2010年11月)
  • ISBN: 9784774317724
  • 所蔵館 長与町 | ミライon | 長崎市 | 時津町
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『こんにちは! マトリョーシカ』

  • 岩清水さやか・作/絵
  • 偕成社(2019年12月12日)
  • ISBN: 9784031252102
  • 所蔵館 長与町 | ミライon | 長崎市 | 時津町
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『ゆき』

  • はた こうしろう・作/絵
  • ひさかたチャイルド(2018年11月27日)
  • ISBN: 9784865491593
  • 所蔵館 長与町 | ミライon | 長崎市 | 時津町
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『ゆきとくろねこ』

  • 竹下文子・作/おおの麻里・絵
  • 岩崎書店(2008年12月)
  • ISBN: 9784265070008
  • 所蔵館 長与町 | ミライon | 長崎市 | 時津町
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今回ご紹介したのは、『ゆき ふふふ』『こんにちは! マトリョーシカ』『ゆき』『ゆきとくろねこ』の4冊でした。2冊目の『こんにちは! マトリョーシカ』は、いつもすまいるひろばで遊んでいるマトリョーシカが出てきて、「それが、なんで雪のえほん?」とふしぎに思われたかもしれませんが、最後はちゃんと雪がからんだおはなしになります。

暖かいながさきでは、年に数回しか雪が降ることはありませんし、ましてや積もるのは年に一度あるかないか。だから、ちょっとでも雪が積もると、こどもたちは大興奮で雪をさわり、足あとをつけ、できるだけ土が混じらないように注意深く雪を集めた雪だるまを作ったりします。そして、日差しが戻り、暖かくなって雪がすっかり溶けてしまうと、「もう一度くらい、雪、降らないかな、積もらないかな」と心待ちにします。雪国のひとがみたら、笑っちゃうくらいの雪でも、ながさきの子どもにとっては宝石みたいなものなのかもしれません。

息子が初めて雪をさわったのは、3歳にまだならないくらいの頃の2016年1月24日、今からちょうど8年前のことです。そのときの積雪は17cmで、49年ぶりに長崎の積雪記録を更新したのですが、マンションのベランダにまで積もった雪にまず大はしゃぎして、その雪で手のひらサイズの雪だるまを3人つくり、ベランダの外の一面の雪景色を見てまた歓声を上げ、下まで降りていって、駐車場の雪溜まりに膝まで埋もれてばたりと倒れ、ゲラゲラ笑いながら雪まみれになっていました。

その時のことは、よほど強く印象に残っていたようで、テレビで「雪」のニュースや天気予報を見るたびに、「また、雪、積もるかなあ」と楽しみにしていましたし、その次の次の年の1月に、また10cmくらいの大雪が降ったときには、「2年ぶりだねー」「あのときはすごかったねー」と思い出を語り、そのときの動画を見返して記憶を新たにし、「同じ雪だるまを作ろう」とまた3人の雪だるまをこさえて遊びました。

その後も、1~2年ごとに大雪が積もり、「前はこんな雪だるまを作ったから、今年はこんなのを作ろう」と雪遊びの思い出を重ね合わせて楽しんでいます。たぶん、ながさきにいる限りは、毎年やってくるクリスマスよりも貴重な思い出として、心の中に積もっていくのでしょうね。

そして昨日、2024年1月24日も、朝から雪が積もりました。初めて雪をさわったお子さんも多かったのではないでしょうか。どんな思い出ができましたか? 「雪のえほん」を読むたびに、子どもも、親も、そのときのわくわくした楽しさを思い出せるんじゃないかなあ、と思います。

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